車酔いしませんか?

 秋の行楽シーズンがやってきました。
お出かけにワンちゃんを連れていく方も多いのではないでしょうか?
飼い主さんとのお出かけはワンちゃんも大好き!
ぜひいろんな場所へ連れて行きたいところですが・・・

「うちのこ、車酔いをしてしまうんです」

こんなご相談をよく受けます。
車に乗りしばらくすると、よだれがタラタラ、
不安でオロオロ、しまいに朝ごはんを嘔吐・・・
楽しいはずのドライブも、それどころではなくなってしまいますよね。

ワンちゃんの車酔いも基本的にはヒトと一緒で三半規管の刺激によります。
さらに、精神的な要素も加わることが多いです。

三半規管対策としては、①やさしい運転を心掛ける、②休みの時間を多く設ける
③動かないよう固定したケージに入れる、などでしょうか?
また、食事も1時間以上前に済ませたり、少量にとどめたりしておきましょう。

精神的な要素とは、車自体に慣れておらずエンジン音や振動に不安になったり、
車に乗るイコール病院に行く、であったりして車に恐怖心がある、などです。
後者の理由は、私たち病院スタッフにとっては寂しいことですが結構当てはまります。
この精神的なものは、慣れによって克服していきましょう。
エンジンのかかってない車に数分乗せることから始まり、
家の周りを一周、近所の公園、などどんどん距離を伸ばしていきましょう。
着いた先では、ボール遊びなど楽しい事をして、車に乗るイコール楽しい!怖くない!
ということを辛抱づよく教えていきましょう。

ただ、なかなか改善せず嘔吐がひどかったり、長距離のドライブで心配な場合には
動物用の酔い止めの薬もありますので、ぜひご相談くださいね。
以前の酔い止めは眠くなる作用があり、着いた先でもフラフラなんてこともありましたが
最近眠気のでない酔い止めの薬が発売されましたので、その心配もありません。

ぜひ、ワンちゃんとのドライブで楽しい時間をお過ごしください。

ネコが顔を洗うと雨が降る

 今年は雨が多いですよね。
ちなみに、本日も台風の影響で残念ながら雨です。
雨をながめていたら、ふとこんな言い伝えを思い出しました。

「ネコが顔を洗うと雨が降る」

みなさんも耳にしたことがあるのではないでしょうか?
天気予報の技術が発達した現代ではあまり気になりませんが、
昔は身の回りにいる動物の行動で天気を予測していたんですね。
「ツバメが低く飛ぶと雨が近い」なんてのもありました。

ところで、「ネコが顔を洗うと雨が降る」の真相はどうなのでしょう。
諸説あるようですが、
①湿気が多くなりヒゲや毛が不快になり顔を洗う「湿気説
②気圧や環境の変化を敏感に感じ取り、その不安やストレス行動で顔を洗う「不安説
この二つがもっともらしい根拠です。
しかし、ネコちゃんを飼っている方に言わせれば、
「うちの子は、暇さえあれば顔を洗ってるわよ!」
そう、ネコちゃんはきれい好きなので身づくろいが大好きです。
なので、もう一説。「暇だから説

昔は、どのネコちゃんも毎日外へお散歩にでかけていました。
でも、外は、雨。
お散歩に行けず暇だから軒下で顔でも洗っていようかな、とネコ。
雨だと顔を洗っているネコをやけに見かけるな、とヒト。
こうしてできた、「ネコが顔を洗うと雨が降る」の言い伝え…

さて、本当の真相はネコちゃんに聞かないとと分かりませんね。

ワンちゃんも夏バテ・・・

梅雨も終わりに近づき、いよいよ夏の暑さも本番となってきました。

急激な気温の変化で「食欲がないなぁ」「体がだるいなぁ」なんてこと感じますよね。
こういった季節の変わり目に体調を崩すのは人も動物も同じです。
この時期、動物病院には夏バテ症状をしめすワンちゃんが多く来院します。

毛皮をきたワンちゃんにとって、とても苦手な季節が夏。
ヒトのように汗をかいて体温を下げられないワンちゃんは、
短時間でも熱中症の危険があり命を落とすワンちゃんも少なくないのが現状です。
熱中症までいかなくても、「食欲があまりない」「元気がない」「嘔吐した」など
夏バテになってしまうワンちゃんは多いものです。

夏バテかな・・・と思ったら、
温度だけでなく湿度もチェックしてみてください。
風通しを改善したり、留守番でのエアコンの使用を検討してみてください。
また、脱水にならないよう水分を十分与えてください。
食欲があまりないようであれば、一部をウェットフードにしてみたりドライフードに肉の  ゆで汁をかけたりして食事からも水分を取れるようにしてもいいかもしれません。

多くは、暑さに体が慣れてきたり、休養をとることで症状は落ち着きますが
一部には内臓の病気が隠れていて重症になることも。
夏バテ症状が続くようなら一度病院での診察をおすすめします。

ところで、ネコちゃんは、というと祖先が砂漠出身ということもあってか
ワンちゃんに比べ夏バテにはなりにくいようです。
しかし、ネコちゃんでも閉め切った室内での長時間のお留守番では、
体調を崩すこともありますのでご注意くださいね。


雷恐怖症

今年の梅雨は、大雨が続いていますね。
雨で満足に散歩もできず、ストレスのたまったワンちゃんも多いのではないでしょうか?
また、連日雷も発生しています。おうちのワンちゃんの反応はどうですか?

雷恐怖症のワンちゃんは意外と多いです。
雷が鳴り出すと、不安になり震えだしたり、お風呂場などに逃げ込んだり、
ひどいとパニックに陥って問題行動を起こしたり脱走してしまったり・・・

雷の音や光は人間でも怖いものです。
さらに、ワンちゃんは雷による気圧の変化や静電気の発生にも
敏感に反応し恐怖心を抱くようです。

では、雷恐怖症はどう克服していけばいいのでしょうか?
よく知られている方法としては、
雷の音を録音したものを小さい音量から流していき慣 れさせる というもの。
そして、その雷の音を鳴らす度にとても楽しいことや嬉しいことをする、というものです。
この対処法の注意点は、雷シーズンを避ける、ということです。
トレーニング中に強い刺激(本物の雷)を体験すると症状を悪化させてしまうからです。

おうちのワンちゃんが雷恐怖症でお困りの飼い主さんは試してみるのも一つですが、
気圧の変化や静電気にも敏感に反応するワンちゃんには効果は低いかもしれませんね。

ゴロゴロ・・・と雷の気配がしてきたら
そばにいる飼い主さんが冷静になだめ、雷が過ぎるのを一緒に待ってあげてください。
また、留守にする場合はあらかじめ雨戸をしめたり、脱走対策を万全に。

でも、「うちの子は雷が鳴っても、グーグー寝てます」という飼い主さんも。
犬って個性があって本当におもしろいですよね。


歯磨きにトライしましょう!

前回、わんちゃんは歯石になるスピードが早いことをお話ししました。
歯石になったものは歯磨きでは取れませんが
歯垢を取ったり歯肉のマッサージになりますので、
日頃のスキンシップの一つに
ぜひ歯磨きを取り入れてみませんか?

歯磨きに慣れるまで少しずつ段階をふんでいきましょう。

①口の周りをさわる
  口の周りを触られるのを嫌がるわんちゃんも意外と多いです。
  唇をぺろっとめくっても嫌がりませんか?遊びの中で練習しましょう。

②口の中に手を入れる
  口の周りを触らせるようになったら、指を口の中に滑り込ませてみてください。
  最初は短時間でOKです。わんちゃんの好きな味をすこしだけ指につけるなど
  「いいこと」とセットにすると慣れやすいです。

③歯をこすってみる
  口の中を触らせることに抵抗がなくなったら、指にガーゼなどを巻いて歯を
  ぬぐってみましょう。ガーゼに味付きの犬用歯磨き粉や肉汁をつけてもよいです。
  薄手の軍手でも代用できますし、ゴムでできた歯磨き用の指サックもあります。
  口は閉じたままで、外側をぬぐうだけでかまいません。
  我慢できたら、おやつをあげたり撫でたりと必ずほめてあげてくださいね。

④歯ブラシに慣れる
  歯ブラシで遊ばせるなどして歯ブラシ自体に慣れさせましょう。
  口にくわえるだけでもよく褒めてあげます。誤飲には注意してください。
  歯ブラシは人の子供用の歯ブラシで十分です。

⑤歯ブラシで磨く
  歯ブラシに抵抗がなくなったら、少しずつ歯を磨いてあげましょう。
  まずは、前歯の外側から始めてください。
  慣れてきたら徐々に犬歯・奥歯を磨けるようにしましょう。

最初から意気込んで頑張りすぎず、あせらず少しずつ歯磨きを習慣化させましょう。
そのためには、飼い主さんとのふれあいの中で楽しく覚えさせるのが大切です。
わんちゃんの歯磨きは毎日行うのが理想的ですが、なかなか難しいですよね。
犬の歯垢は3~5日で歯石に変わるので、3日に1回でもできるとよいです。

お口のトラブル、増えてます!

「口臭がキツイ」「歯肉から出血する」「歯がグラグラする」・・・
ヒトでも問題になっている歯周病が、わんちゃん・ねこちゃんの間でも多くみられます。
その多くの原因は、歯にこびりついた歯石です。
わんちゃんは、お口のPHがアルカリ性のため虫歯にはなりにくいのですが、
とても歯石が出来やすいのです。
歯垢が歯石へと変化するのに、ヒトは約25日なのに、わんちゃんは3~5日
!!!
さらに、歯磨きの習慣がないことも多く、あっという間に歯石がついてしまいます。
3歳以上のわんちゃんの80%以上が歯周病を持っている、という統計も・・・
   そして、歯周病はお口の中だけの病気でないのはご存知ですか?            心臓病や肺炎・腎臓病など全身の病気に影響を及ぼします。

では、その歯石のトラブルにどう対応したらいいのでしょうか?
歯石になってしまうと、歯磨きでは取ることができません。
当院では、超音波のスケーラーを用いた歯石除去を行っています。(全身麻酔です)  ペットの歯周病でお悩みの飼い主さんは
ぜひご相談ください。

体の健康はまずお口から!

次回は、歯磨きのポイントについてご説明しますね。

 

 

春の予防シーズン到来!!

春の予防シーズンがやってきました!

春は一年で一番、動物病院が慌ただしい時期なんです。

フィラリア予防のお薬の投与やノミ・マダニ予防のスタート、

また、平成24年度の狂犬病ワクチンの接種も始まっております。

ワンちゃんの体調の良い時にご来院くださいね。

フィラリアの検査と同時に健康診断のキャンペーンも行っておりますので、

ぜひこの機会に健康チェックをして、病気の早期発見を心がけましょう。